ドジャカスのブログさん

ドジャカスのブログさん

MLBやドジャースにフォーカス!!

ドジャースの投手運用

どうも。今日はドジャースのこれまでの投手運用(主に中継ぎ)に関して書きたいと思います。前回の記事で、ドジャースのウィークポイントとして「中継ぎ」を挙げましたが、今日はそこをさらに掘り下げてみていきたいと思います。主観バリバリではありますが、お付き合いください(笑)

 

 先発陣に関しては、チーム防御率3.35(全体4位)でイニング数は236.1回(全体1位)とそれぞれがしっかり役目を果たしています。先日マダックス(100球以内での完封)を達成した柳賢振を筆頭に、カーショウ、ビューラー、マエケンヒルの5人でローテーションを組んでいます。前者3人はこの先も確実に先発で回るでしょうが、ヒルマエケンは調子次第でウリアスやストリップリングとの配置転換も後半はありえるかもしれません。マエケンに関しては、過去中継ぎでの実績があるのでそれに踏み切りやすいでしょう。

 そして問題の中継ぎ陣です。チーム防御率は4.27(全体18位)となかなか結果を出せていません…。今日(5/12)の試合も、中継ぎの不調で8回に逆転負けを喫してしまいました。

 

現在いる中継ぎ陣に役目を与えるなら、

接戦or勝ち・・・アレクサンダー、フローロ、バイエズ

大差orビハインド・・・ケリー(本来は接戦)、ガルシア

ロングリリーフ・・・ウリアス、ストリップリング

クローザー・・・ジャンセン

と個人的にはなるかなと思いし、ほとんどのドジャースのファンは思っているでしょう(笑)

しかしこれまでのドジャースの試合を観戦していて、ロバーツ監督は勝ち継投もビハインド継投も関係なく起用しているように思えます。これは去年からですが、1イニングにコロコロ継投して負ける試合を数多く見てきましたが、今年もそれは残念ながら健在です…。もちろんデータに基づきやりくりしているのでしょうが、失敗のデータ(ジャンセンがイニング跨ぐと失点しがちとか)もこれまでに蓄積されているはずなのですが…。

左殺し要因として起用されているアレクサンダーは、現時点で対左に6.1回で防御率4.26・被打率.346、対右には6.1回で防御率1.42・被打率.136と、もはや対右で起用した方がいいんじゃないかレベルです。

今年移籍組のケリーは、防御率8.80の被打率.348と、登板すれば失点するという状況で、なおかつ起用法もかなり雑(起用どころが難しいというのもある)になってきてるなと。

中継ぎに移したウリアスやストリップリングはロングリリーフ的存在にも関わらず、これまでそのような起用は殆どされていません。

そんなブルペンでも好調なフローロは、イニングの頭から行けば安心できるタイプであるにも関わらず、ピンチの場面での投入が続いています。本来タイプ的にバイエズとフローロは役目が逆じゃないかなと思います。フローロで頭から行き、ピンチになれば火消しやくとしてバイエズ投入。それか7回と8回をそれぞれに任せておく。

個人的には、もう少し中継ぎに任せた方がいいのではないかと思います。1人打たれたからすぐ交代では登板も準備も積み重なり疲労がたまり、一番大事な時には今以上の崩壊を起こしているかもしれません。そしてこの危惧はドジャースがこれまでに味わっているはずなんですがね…。

もちろん各選手が調子を取り戻せばいいのかもしれないし、これまで書いてきたことは結果論の話ですから、これで抑えていれば何も言わないかもしれません。ただ今に至るまでそれで失敗している以上、もう少し投手運用を改善した方がいいのではと思います。これまでの中継ぎの不甲斐なさに中継ぎを補強しろとの声が多数ありますが、運用の見直しも行われない限り、誰が来ようと同じ流れを辿るのではないでしょうか…。ロバーツ監督は4年契約。さてどうなるか・・・。

 

にほんブログ村 野球ブログ MLB・メジャーリーグへ
にほんブログ村