ドジャカスのブログさん

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ドジャース中継ぎ戦線、異常大アリ!

 開幕当初から言っていますが、ここに至るまで全く改善の兆候が見られないドジャース中継ぎ陣です…。キンブレル待望論が出ていましたが、彼はカブスと契約をしました。一説にはドジャースもオファーを出していたが中継ぎ要因として声をかけていたらしく、クローザーにこだわるキンブレルと合わなかったとかなんとか。まぁ確かにここまでクローザーとして実績のあるキンブレルが中継ぎとして回ってくれるとは思ってませんでしたけど。ジャンセンがかつてキンブレル獲得に言及した際、「クローザーは俺だけどね」と言ってこだわりを見せていたのと同じく、キンブレルにもその意地はあったでしょう。そしてこの中継ぎ陣、もはや一人補強したところでどうにもならなそう(もちろん何人かには復調してもらいたいが)な感じもして、ポストシーズンにすでに黄色信号です…。この2年間中継ぎのヘボさでワールドシリーズ逃してるのにな~。

 

ドジャースの中継ぎ陣の成績

◆スコット・アレクサンダー

3勝2敗 防御率3.63 WHIP1.38

ロバーツの愛人。左キラーとして起用されるも被打率.364!! ちなみに対右打者の被打率は.143。最近は決め球のシンカーが低めに決まらず厳しめ…。

◆ペドロ・バイエズ

2勝2敗 防御率3.18 WHIP0.88

ドジャース6年目。6年の間で生き残った中継ぎは彼とジャンセンのみ。防御率は3点台だが、唯一信頼できる中継ぎ。

◆ディラン・フローロ

1勝1敗 防御率3.13 WHIP1.13

開幕当初は防御率0点とブルペンのオアシスだったが、イニング頭から投球させてもらず、多くがピンチの場面からの登板。防御率0点の陰で、自分の出したランナー以外を多くホームインさせていた。そんな厳しい使われ方からか最近不調。

◆ユミ・ガルシア

0勝2敗 防御率4.38 WHIP0.93

スプリング・トレーニングは好調だったが、シーズン開幕とともに魔法が解ける。役割としてはもっぱら大差での試合の締め役。接戦では怖くて使えない。良い球を投げているようには見えるが…。

◆ジョー・ケリー

1勝3敗 防御率7.59 WHIP1.78

大ボス。衝撃のドジャースデビュー(もちろん悪い意味)から全く調子を取り戻せずここまで散々な成績を叩き出す。被打率.297と基本打たれる。最近はブーイングをされるようになりやばめ。最近調子良さげで、今日のエンゼルス戦で同点の場面で投入するも驚異の0安打で2失点をしてしまう。…どうしたらいいんだい?ジョー。

◆ロス・ストリップリング

2勝2敗 防御率3.35 WHIP1.18

中継ぎを務めているが向いてない。先発をした方が良さげだが、その先発の枠がなく不運。もしかすると後半以降マエケンと配置転換しているかもしれない。個人的に思うにロバーツにあまり信頼されていない。

◆フリオ・ウリアス

3勝2敗 防御率3.38 WHIP1.07

TJ手術後の球数制限&左の中継ぎ不足で中継ぎをしているが彼も先発タイプ。貴重な左の中継ぎだがあまり起用は多くない。

◆ケンリー・ジャンセン

2勝1敗 防御率3.04 WHIP0.86

クローザー。シーズン序盤は負けは付かなくともホームランを打たれる場面が目立った。最近は鋭いスライダーを交えつつ、代名詞の高速カッターで安定している。イニング跨ぎに不安だが、ロバーツはそんなことお構いなしにこの時期から5アウトセーブを行った。

 

と、こんな感じです。このお漏らし中継ぎ陣を先発と打線でカバーしているドジャースの現状。それに加えてロバーツのマシンガン継投。常に失敗してます(笑)1イニングに何回も投手交代するとかなりの確率で決定的な失点をして負けていると思います。これは今に始まった話ではないんですけどね。

 こんな中継ぎ陣に1人や2人が加わってもおそらく変わらないでしょう…。せめて誰かが復調した上でなら期待がありますが、その雰囲気がここまで試合を見ていて感じられません。さてさてこの先どうなることやら…。